テーマ:最近読んだ本

最近読んだ本(38)――有栖川有栖『46番目の密室』

 有栖川有栖氏の2冊目です。こちらもちょっと古い作品で、やはり10年くらい前のものです。そして、昨日話した作品同様、本格推理小説と謳われていました。  密室事件ものの巨匠と呼ばれている推理小説の作家が住む北軽井沢の家に、クリスマスパーティーをするために友人、知人が招かれていました。そしてパーティーがあった夜、事件が起きます。本格推…
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最近読んだ本(37)――有栖川有栖『マジックミラー』

 有栖川有栖氏の名前は見たことがあったのですが、作品を読んだのは初めてです。文庫本で氏の作品を2冊続けて読みました。  最初に断っておきますが――、この「最近読んだ本」と題してシリーズで読書感想文のような記事を書いておりますが、面白ければ面白いと言いますし、つまらなければつまらないと言います。あくまでも個人の感想です。私の感想は、…
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最近読んだ本(36)――マイケル・クライトン『タイムライン』

 海外物は最近あまり読んでいなかったから、こちらで紹介するのも初めてかと思います。マイケル・クライトンという作家の『タイムライン』という作品をやっとこさ読み終えました。  やっとこさと言いましたのは、文庫本で上下二巻に別れた作品だったのですが、購入して来て、すぐに読み始めなかったのです。別に理由はありません。しばらく本棚で眠ってい…
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最近読んだ本(35)――東野圭吾『ダイイング・アイ』

 またも東野圭吾氏の作品。もうこれで何冊目だ? 氏はその出版数は元より数々の作品がテレビドラマに映画にと映像化されて、さぞかし儲けておられることだろう。その何パーセント(たぶん小数点以下に0がたくさん並ぶでしょうが)は、私の小遣いです。  そういえば、ちょっと前に氏の3作品を3日連続でTVドラマ化されて放送されていましたが、あれは…
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最近読んだ本(34)――吉川英治『新・平家物語(五)・(六)』

 吉川英治氏の『新・平家物語』ですが、文庫本で全16巻もる。2年前に読み始めて、ようやく6巻を終えたところ。全部読み切るまで一生かかるかも。  一気に16冊を読む気力もなく、恐らくそんなことをしたら、私のことだから途中で飽きてしまうに違いないと、図書館で1、2巻借りて来て読んでは、別の本をしばらく読んで、また思い出したように図書館…
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最近読んだ本(33)――大石英司『神はサイコロを振らない』

 いつだったか、この本の書評を読んだことがあった。ちょっと興味を持ったが、そのままこの本自体を目にすることがなかったので、忘れてしまっていた。ところが先々月、古本屋さんの棚にあるのが目に入り買ってしまった。  ある日、68名の乗員、乗客を乗せた旅客機が忽然と消息を絶ってしまう。しかし、10年の歳月を経て、この旅客機が突如羽田空港に…
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最近読んだ本(32)――新田次郎『憑神(つきがみ)』

 新田次郎氏の作品は、30数年前に読んだ『八甲田山死の彷徨』以来である。まだ大学生になる前のことだった。その作品には、強い衝撃を受けた。  その頃は、日本映画界の低迷期で、『八甲田山死の彷徨』のような作品を映画化すれば、きっとヒットするだろうになあ。もし、自分が将来、何かの拍子で映画監督にでもなったりしたら、これを是非映画化するの…
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最近読んだ本(31)――東野圭吾『白銀ジャック』

 去年暮れに、そろそろ東野圭吾氏から離れなくては、と言ったのに、今年最初に読んだ本がまた東野氏の小説だった。毎度言っているが、東野氏の本は面白いから仕方ない。  さて今回の『白銀ジャック』。昨年秋に出たばかりの新刊。スキー場が舞台の話。  スノーボーダーやスキーヤーで賑わうスキー場に、「ゲレンデのどこかにタイマー付きの爆発物…
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最近読んだ本(30)――有川浩『阪急電車』

 2010年も終わり2011年。そろそろ東野圭吾氏からは離れなくちゃと本屋さんで手に取った本が、この有川浩氏の『阪急電車』。ぱらぱらとページをめくり、その目次に惹かれて買ってしまった。  目次には、阪急今津線の駅名が順に並んでいた。阪急今津線は阪神間にお住まいの方はほとんどがご存知の路線であろう。私は、今まで2回ほどしかこの線を利…
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最近読んだ本(29)――東野圭吾『ブルータスの心臓』

 今に始まったことじゃないけど、最近特におぞましい事件をテレビや新聞で目にすることが多いです。簡単に人は人を殺めることができるのものなのでしょうか。  そんなことは小説の中だけの話にしてもらいたいですね。しかし、事実は小説より奇なりで、小説では殺人者にはそれなりの事情(時に同情すらしてしまいます)が用意されています。ところが現実の…
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最近読んだ本(28)――東野圭吾『赤い指』

 またまた東野圭吾です。もう何冊も読んでは、ここで紹介していますから、「またまた」というには少なすぎますね。またまたまたまたまたまた…………、ってところでしょうか?  さてこの『赤い指』。東野氏の作品ではお馴染みの刑事・加賀恭一郎が事件解決に臨む話。この加賀刑事ですが、今年の春に放送されたテレビドラマ『新参者』の主人公でした。阿部…
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最近読んだ本(27)――『最後の一球』島田莊司

 島田莊司氏の作品は、これが最初だと思う。名前だけは知っていたが、過去に読んだ記憶がないので、たぶんそうだろう。  『最後の一球』というタイトルに惹かれて、書店で手にした。野球に関する話だろうと思った次第。  さて、読み始めると、母親の自殺未遂の理由を知りたいという青年が、私立探偵の御手洗清(みたらいきよし――氏の作品では有…
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最近読んだ本(26)――『Story Seller 2』(新潮社ストーリーセラー編集部 編)

 5月に読んだ『Story Seller』の第2弾です。短編7編のアンソロジー。この第2集もひとりを除いて、1970年代から80年代生まれの若い作家たちの作品。  「最近読んだ本」なんてシリーズ化して自分が読んだ本のことをあれこれとブログの記事にしてきたが、小学校や中学校の宿題でいやいや書かされた読書感想文をこの年になって、こんな…
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最近読んだ本(25)――東野圭吾『使命と魂のリミット』

 もう何冊目でしょう? 東野圭吾氏の本。そろそろ飽きてもよさそうなものですが、なかなか飽きません。それに何冊読んでも、次から次へと本屋さんに並びますからねえ。第一、ハズレがありません。どの作品を選んでも、東野氏は相当楽しませてくれるのです。  今回本屋さんで手に取った作品は『使命と魂のリミット』。  若い女性が研修医として勤…
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最近読んだ本(24)――赤星憲広 『決断』

 やや遅まきながら、赤星憲広元阪神タイガース外野手の『決断』を読んだ。  衝撃の引退発表のニュースを聞いた昨年12月9日。あれから半年も経っていないのに、随分前のような気がする反面、赤星選手が打ち、走り、守っている姿が昨日のように思う。いや、明日からの交流戦にも1番センター赤星で出場してくれるんじゃないかと思ってしまう。  …
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最近読んだ本(23)――『Story Seller』(新潮社ストーリーセラー編集部 編)

 副題の「面白いお話、売ります」の文字に惹かれて、本屋さんの棚から手に取った文庫本。7人の若手作家の短編7編を集めた本。いやあ、確かに面白いお話を買ったと満足の一冊でしたね。  私が読む小説と言えば、長編・短編を問わず、私と同世代か、上の世代の作家さんの作品がほとんどです。この短編集に集められた作品は、1969年~1980年生まれ…
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最近読んだ本(22)――東野圭吾『幻夜』

 読み進めば進むほど、早く先を読みたくなる。しかしそんなに早く読んでしまってはもったいない。この面白さを長い間味わっていたい。そんな感覚になった本は、ずっと以前にもあったようにだが、何という本だったかは思い出さない。それほど久し振りに味わう快さを感じながら読んでいた。  神戸にある町工場の経営が破綻し、首を吊って自殺した父親が息子…
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最近読んだ本(21)――森村誠一『致死海流』

 すみません。また森村誠一作品です。(別に謝らんでもええけど……)  しかも、また古い作品です。毎度毎度申していますように、私は貧乏で(笑)、図書館でただで借りてくるか、古本屋で安く買うことしかできませんもので……。  さて、今回の『致死海流』って本。実にややこしい内容でした。まず、犬吠埼沖に漂っていた女性の死体を漁船が発見…
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最近読んだ本(20)――浅田次郎『日輪の遺産』

 久し振りにいい話を読んだという読後感であった。戦時中勤労動員に駆り出される13歳の女子中学生の挿話から始まる冒頭で、グッと私の心を捉えられてしまった。  いつものように、これも文庫版で読んだ。その裏表紙に簡単な解説がある。「帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価二百兆円の財宝。老人が遺した手帳に隠された驚くべ…
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最近読んだ本(19)――西村京太郎編『悪魔の最終列車』

 先日、たまには推理小説以外も読みたいなと図書館に行ったが、これと言って読みたいと思う本も見つからず、自ずと足は推理小説の並んでいる棚へ向かってしまった。  今回読んだ本は、西村京太郎という十津川警部シリーズでお馴染みの推理小説作家が集めた短編集である。  実は、先月も短編推理小説を集めた本を図書館から借りて読んだ。アイザッ…
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最近読んだ本(18)――森村誠一『殺人の赴任』

 例によって森村誠一作品。前に読んだ本は私的にはちょっと不評の一冊でしたが、今回はなかなか面白かったです。  森村作品のストーリーの組み立ては、平行して発生した別々の事件が、複雑に入り組んで関わって来て、探偵役の刑事が緻密な捜査によって、その絡んだ紐を解きほどき、犯人を追い詰めて行く課程が面白いものが多いです。 しかし、今回はそ…
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最近読んだ本(17)――森村誠一『棟居刑事の憤怒』

 またまた森村誠一。以前、古本屋さんでまとめて3冊買ったうちの1冊です。やっとこさ読み始めました。  今回の事件は、新宿の風俗嬢が無惨な絞殺死体となって発見されたところから始まります。事件はやがて政財界に繋がって行くところまで発展し、お馴染み棟居刑事が事件解決に向けて活躍します。  しかしながらですねえ……。評論家でもない私…
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最近読んだ本(16)――吉川英治『新・平家物語(二・三・四)』

 文庫版で全16巻もある『新・平家物語』。春先から読み始めたが、間に推理小説など挟んでいたから、ようやく4巻目まで読み終わったところ。このペースで行けば、全巻読み終わるまで5・6年かかるかも知れない。  さて、2巻目は、保元の乱から平治の乱までを描かれていた。この辺り、高校の歴史の授業で習った覚えはあるが、今となってはどういう事件…
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最近読んだ本(15)――森村誠一『棟居刑事の情熱』

 やはり私には、この手の本が合っているようで、今回はすらすらと1週間ほどで読み終えました。  森村作品にはお馴染みの棟居刑事が活躍する話。これまた森村作品にはお馴染みの手法であるところの、一見それぞれは全く関係のない複数の事件が別の場所で起き、やがてお互いが深い関わりを持ってくるというストーリー展開。  数多く森村氏の小説を…
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最近読んだ本(14)――矢作俊彦『ららら科学の子』

 本屋さんの棚でこの書名を見て、ふと手にとってしまった。“ららら科学の子”と来れば、私と同世代の人にはピンと来る。それは「鉄腕アトム」のことだな、と。実際、表紙には「鉄腕アトム」の漫画が3コマほど載せられている。  文庫版のこの本の裏表紙の短い内容紹介に、「中国に密航した男は、文化大革命、下放(中華人民共和国で行われた、国民を地方…
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最近読んだ本(13)――東野圭吾『怪笑小説』他1冊

 また読みました、東野圭吾さんの本。ホンマに好きですね。今回は、『怪笑小説』と『毒笑小説』という短編集を2冊、立て続けに読みました。  以前お話しましたように3月頃から『新・平家物語』という超長編時代小説を読み続けているのですが、なかなか読み進まないし、ちょっと軽いものを読みたくなったのです。  今回の2冊は、どちらも「笑」…
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最近読んだ本(12)―『新・平家物語(一)』吉川英治

 最近「読んだ」と言うより最近「読み始めた」というほうが適切かも知れません。何しろ文庫版で全16巻もある超長編です。その第一巻を最近読んだに過ぎません。  何を今更という、ちょっと古い小説です。実は今までにも何度となく読もうとしたことがあったのですが、その長さからとても読み終えることはできないかも知れないと手を出すのを、その度に躊…
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最近読んだ本(11)――『美しき凶器』東野圭吾

 また東野圭吾氏の推理小説を読みました。好きですねん。本棚に並んだ氏の本は、30冊くらいになりますが、おそらくまだまだ氏の発表作品の半分にも達していないでしょう。  この『美しき凶器』は、4人の元スポーツ選手が、自分たちの過去に犯した過ちの証拠を消そうとある屋敷に侵入するところから始まります。  過去の過ちとは何か? ――こ…
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最近読んだ本(10)――『人間の条件』森村誠一

 また森村誠一氏の作品を読みました。ホントに好きなのです、この人の作品。毎年1冊は氏の本を読んでいます。  高校生の頃だったと思いますが、父の書棚にあった『高層の死角』(江戸川乱歩賞を受賞しています。いわば氏のデビュー作です)という一冊を読んで以来、氏の本を読まない年はないです。  そして、森村作品ではお馴染みの棟居刑事とは…
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最近読んだ本(9)――『スタジアム 虹の事件簿』

 今回読んだのは、また野球の文字に釣られて手にとってしまった、『スタジアム 虹の事件簿』というミステリー作品。  超弩級の野球音痴でありながら、なぜかプロ野球球団・東海レインボーズのオーナーである女性が探偵役です。万年最下位という設定の架空のプロ野球チームの試合を観ながら謎を解いていくという、いわゆる安楽椅子探偵物の短編が5編収め…
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