テーマ:最近読んだ本

最近読んだ本(68)――東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

 なんだかんだ言って、またもや東野圭吾氏の本を読んでしまった。最近は外れが多い氏の作品ですが、これは非常に良かった。東野作品はやっぱりこうでなくちゃね。  物語は第一章から第五章まで5つに別れている。まず第一章では、ちょっとした悪さをした3人組が、深夜に今は商いをしておらず古いあばら屋となった雑貨店に逃げ込むところから始まる。朝ま…
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最近読んだ本(67)――雫井脩介『犯人に告ぐ』

 雫井脩介(しずくいしょうすけ)という作家の小説を初めて読んだ。知らない作家だが、本の裏表紙の紹介文を読んで面白そうな話だと手に取った。初版は2004年に単行本で、とあったからちょっと前の作品だ。文庫本で上下巻になる長編だったが、間延びするようなこともなく、最後までワクワクして読み終えた。  神奈川県警の警視、巻島文彦は幼児誘拐事…
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最近読んだ本(66)――東野圭吾『マスカレード・イブ』

 もういい加減東野圭吾さんとはお別れしようと思っているのに、また氏の作品です。実は3月に読んだ『マスカレード・ホテル』と同時に2冊まとめてこの『マスカレード・イブ』を買っていたのです。タイトルを見て、続き、あるいはシリーズ物だろうと判断して買いました。前の作品があまり面白くなかったとは言え、せっかく買ったのだから読んで見なくちゃもったい…
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最近読んだ本(65)――有川浩『三匹のおっさん ふたたび』

 以前読んだ『三匹のおっさん』の続編です。 『三匹のおっさん』は昨年の春にテレビ東京系列でドラマ化されました。このドラマ、まあまあ面白かったです。4月からテレビドラマの方も続編が放送されると知り、先に原作を読んでおかなくてはと思った次第です。  私は映像化された後から原作を読むのが好きではありません。本を読む時は、自分のイメージで…
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最近読んだ本(64)――東野圭吾『マスカレード・ホテル』

 もう何冊目だろうか、東野圭吾氏の小説を読むのは。売れっ子になってしまい忙しいのか、決して手抜きしている訳ではないだろうが、最近の作品は以前ほどワクワク感が少ないように感じているが、結局また本屋さんで氏の本を手にとってしまった。  今度の作品はまた以前のように、さあ楽しませてもらおうか、と期待して読み始めた。何だかんだ言っても氏の…
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最近読んだ本(63)――有川浩『塩の街』

 一昨年の年末には『別冊図書館戦争』を、その前の年末から年始にかけては『図書館戦争(1作目)』を、さらにその前年は『空の中』、さらにさらにその前年は氏の作品と初めて出会った事になった『阪急電車』と、年末から年明けにかけて有川浩氏の小説を読むのが定例化してしまったようです。  そして、今回は氏の出世作となった『塩の街』。これは、後に…
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最近読んだ本(62)――宮本輝『三十光年の星たち』

 また文庫本で上下2巻になる長い話。SFっぽい題名だが、そんなものでは全くなく、すごくいい話だった。 大きな事件が起きる訳でもなく、急な展開があるでもなく、謎解きなんていうのもない。ただ淡々と話は進んで行く。それでいて、全くつまらない話なんてこともない。  京都のとある小路奥の長屋に住む30歳の坪木仁志は、始めた商売が上手く行か…
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最近読んだ本(61)――東野圭吾『さまよう刃(やいば)』

 東野圭吾氏の小説が好きでこれまで随分読んできた。これまで外れることのなかった面白さが最近の作品では「ちょっとなあ……」というものに出くわして、いささかがっかりしていたのです。  それでも、やはりまた東野作品を読んで見たくなって、本屋の文庫本売り場をうろうろしていました。そして手に取ったのが今回の『さまよう刃』。随分読んで来た氏の…
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最近読んだ本(60)――佐々木譲『警官の血』

 前回に続いて、文庫上下巻に別れた大作。しかし、前回読んだものとは比べものにならない読み応えたっぷりの話でした。帯に「『このミステリーがすごい』第1位」とあったのも頷けました。  物語は、終戦後間もない頃から現代まで3代にわたって警官となった男たちの人生を、その時代時代の世相を交えながら、様々なエピソードを織り交ぜて語られて行く、…
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最近読んだ本(59)――島田莊司『写楽 閉じた国の幻』

 上下巻2冊になる長い話だった。江戸時代の浮世絵師“写楽”の謎を追う話。  東州斎写楽。その正体は誰なのかという謎があることは、ずっと以前にテレビで見たことがあった。しかし、この本を読むまでは詳しいことは何も知らずにいた。  写楽が世に名前が出たのはたったの10か月間だけだという。その間に描かれたであろうおびただしい数の浮世…
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最近読んだ本(58)――東野圭吾『疾風ロンド』

 スキー場が舞台の話。以前読んだ『白銀ジャック』は、「ゲレンデに爆弾を埋めた」とスキー場を脅迫するという事件だったが、今作は恐ろしい細菌を雪山に埋め、それをネタにある研究所を脅迫するという内容。  その生物兵器にもなりうる細菌は秘密裏に開発されたもので、警察に届けて事を大きくする訳にも行かない。手がかりは犯人から送られて来た木に吊…
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最近読んだ本(57)――堂場瞬一『邂逅』

 “警視庁失踪課・高城賢吾”シリーズの3作目。実は、先の『相剋』を買った時、もう1冊買ってありました。高城賢吾シリーズは、次ぎの作品も文庫本で出ているようですが、それはまた本屋さんで目にすれば買おうと思っています。  今回の『邂逅』は、ある大学の理事長が失踪したと母親から捜索願が出されれるところから始まります。しかし捜査を始めると…
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最近読んだ本(56)――堂場瞬一『相剋』

 昨年11月に読んだ堂場瞬一氏の“警視庁失踪課・高城賢吾”シリーズの2作目です。まあまあ読み応えのあった一冊でした。  警視庁に「失踪課」という部署は作者の創作で、おそらくないと思いますが本当のところはよく知りません。本当にあろうがなかろうが、どちらでもいいですね。小説として面白ければそれで十分です。  そんな失踪課に中…
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最近読んだ本(55)――東野圭吾『殺人の門』

 いつも会社の行き帰りの電車の中、あるいはプラットホームで電車待ちの時間が私の読書の時間です。家ではほとんど読みません。テレビを見るのに忙しいもので……。(^^ゞ ただ、今日はあと少しで読み終わるというところまででしたので、自宅で日が変わっているのも気付かずに最後まで読んでしまいました。何しろ、実に面白い話でしたから。  参りまし…
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最近読んだ本(54)――有川浩『別冊図書館戦争Ⅰ・Ⅱ』

 なんだかんだ言っていても、また有川浩。『別冊図書館戦争』の“Ⅰ”と“Ⅱ”を続けて読みました。以前読んだ『図書館戦争』4部作の番外編。文字通り別冊です。  今回の2冊。先の本編シリーズを買った時に、同時に購入してあったのですが、他の本に手を出していたこともあり、昨日ようやく読み終えました。  “Ⅰ”は5つのエピソードから構成…
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最近読んだ本(53)――堂場瞬一『蝕罪』

 秋の夜長に本でも読むとするか、という季節でありますが、最近本を読むペースが遅くなっています。通勤電車の中の短い時間だけが読書の時間になってしまい、月に一冊でも読めればいいほう。前回ブログに記事にした本から3か月も経ってしまいました。  いや、実はこの間に2冊ほど読んだのですがね。全く面白くも何ともない本だったので、記事にはしませ…
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最近読んだ本(52)――東野圭吾『真夏の方程式』

 実に面白い。ガリレオこと帝都大学物理学科准教授湯川学が活躍する物語には、ハズレはありませんね。  東野圭吾の『真夏の方程式』は映画化されて公開されました。私は見ていません。いつも言ってますように、先に映像化されたものを見てしまうと、イメージが先に頭に残るのがイヤだからです。と言っても、主人公の湯川学は私の頭の中でも福山雅治に完全…
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最近読んだ本(51)――有川浩『図書館革命』

 “図書館戦争”シリーズの4作目にして、最終巻。ホントは3作で終了させるつもりだったとのことで、おまけのようなものかと思ったら大間違い。これまで以上でした。最高でした。  これまでの3作品は、いくつかのエピソード(独立はしているが、すべて繋がっている話)で構成されていました。今4作目は、プロローグから始まり1~5章、そしてエピロー…
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最近読んだ本(50)――有川浩『図書館危機』

 『図書館戦争』シリーズ第3弾。読み終えました。前作読み終えてから約20日。GWのおかげでしょうか、私にしては早く読み終えたほうです。ただ、映画公開までには間に合いませんでした。シリーズ全作品を読み終えるまでは、映像は見ません。頑なに見ません。(^_^)  今回の『・・・危機』も五部構成のストーリーとなっております。前作同様独立し…
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最近読んだ本(49)――有川浩『図書館内乱』

 今年年初に記事アップした『図書館戦争』の続編です。今回も爽やかに、痛快に、そしてホロッとさせらて、十二分に楽しめました。  実写映画化されGW映画として公開される『図書館戦争』。映像を見る前に読んでしまわなければと若干焦っています。何しろこのシリーズは全部で4作まであり、別冊という形で2作品が加わっている。全部で6作あります。一…
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最近読んだ本(48)――今邑彩『ルームメイト』

 古本屋さんで、面白そうな本はないかいな、と探していて手に取った本。初めて読んだ今邑彩という作家の小説『ルームメイト』。感想をひとこと、簡単に言ってしまいますが、面白かったです。  英会話スクールを経営している外国人が惨殺されるというモノローグがあって、本文が始まります。春海という女子大生が、麗子という同じ女子大生と共同生活をして…
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最近読んだ本(47)――宮部みゆき『誰か Somebody』

 売れっ子の作家でありますのに、宮部みゆき氏の小説を読むのは初めてです。数ある氏の作品の中から、本屋さんでこの本を選んだのには、特に理由はありません。面白いかなとなんとなく手に取って、そのままレジに持って行ってしまっただけです。  さてこの『誰か』という作品、全体的に地味と言っては語弊があるかも知れませんが、まあそんな感じです。文…
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最近読んだ本(46)――有川浩『図書館戦争』

 有川浩氏と東野圭吾氏の小説を交互に読んでいます。で、今回は有川浩氏の『図書館戦争』。氏の名前を一躍有名にしたこの小説は以前から知っておりましたが、なかなか本屋さんで目に触れる事がなかったため(私の目に入らなかっただけ?)に、読む機会がなかったのです。  しかし、映画化されたものが今年のGWに公開されると知って、映画を見る前に本を…
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最近読んだ本(45)――東野圭吾『聖女の救済』

 ガリレオこと物理学者の湯川学が活躍する話。『容疑者Xの献身』に次ぐガリレオシリーズの長編。  あるIT企業の若き社長が自宅で毒殺された。ところが、その毒物の混入方法が解らない。殺された男から離婚を迫られていた妻に容疑がかけられるが、彼女には鉄壁のアリバイがあった。捜査は難航する。担当刑事から相談を受けた湯川学は、完全犯罪に立ち向…
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最近読んだ本(44)――東野圭吾『プラチナデータ』

 というわけで(どういうわけ?)、また東野圭吾氏です。  『プラチナデータ』、2010年の作品というから、私が読むものでは比較的新しいです。何しろ小遣いをケチって、いつも図書館で借りたり、古本屋さんで買ったりしてますので。(ヘ。ヘ)  東野氏、時々SF的な作品を発表していますね。母親と娘の精神が入れ替わったり、臓器の移植手術…
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最近読んだ本(43)――有川浩『三匹のおっさん』

 久し振りの読書感想。いや、実はこの本までに3冊ほど読んだのですがね。どれもこれも今ひとつ面白くなく、ここに記事を上げるほどでもないかな、と思ってしまったもので……。  3冊ほど読んでいたのは、誰のどんな本かとは敢えて言いません。結局、私が読んでいて面白いのは、東野圭吾氏か有川浩氏の小説ということになってしまい、今回も有川浩氏の作…
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最近読んだ本(42)――有川浩『海の底』

 最近ファンになった有川浩氏。昨年末に読んだ『空の中』に続いて今回は、『海の底』。  『空の中』では航空自衛隊員が活躍したが、『海の底』では海上自衛隊員が活躍する。  物語は春爛漫の4月、米軍横須賀基地で桜祭りなるイベントの日、基地は一般公開され大勢の見物客が賑わっているところから始まる。  米軍基地内に停泊中の潜水艦…
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最近読んだ本(41)――東野圭吾『ガリレオの苦悩』

 好きなんですよね、東野さんの小説。面白いから、次々に読んでいるんです。  この度読んだのは、ガリレオこと物理学の大学准教授湯川学が活躍する短編集。湯川准教授も加賀刑事に並ぶ東野作品ではお馴染みのキャラクターです。湯川准教授登場の作品としては、『探偵ガリレオ』、『予知夢』、『容疑者Xの献身』に続いてシリーズ第4弾となるのが、『ガリ…
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最近読んだ本(40)――東野圭吾『嘘をもうひとつだけ』

 本の帯に「嘘を隠すには、もっと大きな嘘が必要になる」とあった。誠にその通り。例えば家内に嘘をひとつついてバレそうになったら、さらに嘘を重ねなければならなくなることになりますもの。(--;)  東野作品でお馴染みの刑事、加賀恭一郎が活躍する5本の短編を集めたもの。軽いタッチで書かれているのに関わらず、他の加賀刑事ものと同様、人間の…
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最近読んだ本(39)――有川浩『空の中』

 丁度一年前、有川浩氏の『阪急電車』を読んで、いたく感動した。今年も年末になって同じ作家の『空の中』という長編小説を読んだ。そして、今回も大いに感動する羽目になってしまった。  学生時代、今年亡くなった小松左京を始め、眉村卓、半村良などの作品を多く読んだものだった。海外ものも、アシモフを筆頭に結構SF物を次から次へと読んでいた。 …
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