最近読んだ本(91)――池井戸潤『ロスジェネの逆襲』

 もう5年前になりますね。テレビドラマ『半沢直樹』が大ヒットしたのは。私も毎週楽しんで見ていました。一旦映像化されたものを見てしまうと、なかなか原作に手を出さない私なのですがね。この続編もその内ドラマ化されるだろうと思っていたのですが、どうもその話も無さそうで、我慢しきれず半沢直樹シリーズ第三弾のこの本を買って読みました。

 東京中央銀行の子会社である東京セントラル証券に飛ばされた半沢直樹。その彼の元に大きな案件が舞い込む。電脳雑伎集団というIT企業が、ライバル会社である東京スパイラルの買収のアドバイザーになって欲しいと言って来た。半沢は部下らと共に本格的に取り組み出したが、突然アドバイザー契約が破棄されてしまう。邪魔をしたのは親会社である東京中央銀行証券営業部であった。親会社が子会社の大口案件を横取りしたのである。半沢の地位は揺らぐことになったが、ここであの決め言葉。「やられたらやり返す、倍返しだ」

 あの手この手で半沢直樹を苦しめて来る巨大な敵に立ち向かう半沢直樹。結局は半沢直樹側が勝利することは想像できるが、どう相手を料理するのか、どんどん先を読みたくなる話の展開。そして最後には痛快さと気持ち良さが残りました。

 このシリーズ、第4弾、第5弾と続くのでしょうか? 是非続いて欲しいものです。ドラマ化はいいです。本で読んでいるほうが面白い気もしますから。


ロスジェネの逆襲 (文春文庫)
文藝春秋
2015-09-02
池井戸 潤

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