ペーパークラフト「ASIMO」を作る

 またペーパークラフトを作ろうと、何かないかとあちらこちらのサイトを探していて、目に付いたのがホンダの「ASIMO」というロボット。前の姫路城や宗谷ほど部品数も多くないし、手軽に作れるだろうとDLした次第。部品数はたったの30個ほどです。

 普通はA4サイズの紙に印刷するのですが、そんなに細かい部品もないし、こぢんまりしたものがいいだろうと半分くらいの大きさに縮小印刷しようと思いました。さらにロボットですから、光沢感があったほうがいいかと、2Lサイズの写真用の紙に印刷しました。

 光沢紙は糊(私は木工用ボンドを使っています)が付きにくく、しかも小さいサイズにしたので糊代も狭くなってしまい、接着に苦労をしてしまいました。

 そんなことで、すぐにできあがるだろうと思ったのですが、1日に1パーツしか作れないこともあり、日数はそこそこかかったしまいました(プロ野球観戦に時間をとられましたしね)。

 この「ASIMO」、身長は13センチほど。まあまあ上手くできました。かな?

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 「ASIMO」という名前、アイザック・アシモフというSF小説家から拝借して名付けたと思っていましたが、調べてみると、「Advanced Step in Innovative Mobility」の略だそうでした。「新しい時代へ進化した革新的モビリティ」という意味らしいですが、なんだかねえ。取って付けたような感じです。やはりアシモフから取って、あとから意味をつけたんじゃないでしょうかね。アシモフは、ロボットをテーマにした小説が多いですし、ロボットと言えばアシモフですからね。

 そんなアシモフのロボットの小説の中でも有名なのが、先日テレビでも放送されていたウィル・スミス主演の映画「アイ・ロボット」の原点にもなった、短編集『われはロボット(I, Robot )』です。その小説の中で、これまた有名な「ロボット工学三原則」というロボットに課せられるべき法則のようなものが出て来ます。

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。


 というものです。『われはロボット』が世に出たのは1950年といいますから、かなり古いです。私も子供の頃に、すでにこの三原則を知っていました。といっても私はアシモフの作品を読んで知ったのではなく、『鉄腕アトム』の漫画で知ったのです。ホンダの「ASIMO」の開発も鉄腕アトムを作りたいというところから始まったと、『プロジェクトX』で見たような……。私は後年『われはロボット』を読んだ時、ハッとしましたね。ロボット三原則は手塚治虫の考案だとばかり思っていましたから。

 『われはロボット』には、確かお手伝いロボットだったと思いますが、ロビィという名のロボットが登場します。手塚治虫の『火の鳥』にもロビィというロボットが出てくる話があったはず。手塚治虫ってアシモフの作品から拝借してばかりですねえ。別に問題になったとか聞いたことは無いので、了承を取るとかしていたのでしょうかね。

 このロボット三原則ですが、これは人間にも当てはまります。

①人間は人間に危害(肉体的だけじゃなく、精神的、或いは罵詈雑言なども含めて)を加えてはならない。

②人間は規則(命令を言い替えました。あるいは法律とかでもいいでしょうか。約束や契約を当てはめてもいいですね)を守らなければならない。

③人間は①・②に反しない限り、自分を守らなければならない(自ら死を選ぶなどもってのほか)。

 どうです。こう言い替えることができるのではないでしょうか? 人はこの三原則を守らなさすぎですね。

 またペーパークラフトを作りながら、色々と考えていました。深いです、ペーパークラフト作り。しばらくこの趣味は続きそうです。(^.^)


■今回のASIMOは下のページからDLさせていただきました。
http://www.honda.co.jp/ASIMO/




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