「偽」

 ブログの記事は、ある意味即時性が求められるのでしょうね。であるならば、今日の話題は、ちょっと遅過ぎました。1週間遅れました。

 先日(12日)に、今年の世相を表す漢字に「偽」が選ばれましたよね。それについて特にどうのこうの言うつもりはありませんし、なるほどなと納得しました。

 しかしながら、そのニュースをテレビで見ていてちょっと首を傾げたことがあったのです。翌朝起きたら、すっかり忘れてしまっていたことが、今日になって思い出したのです。

 この「偽」って文字ですが、これは「いつわり」ですよね。先ほど、念のために手元の辞書を見てみると、「いつわり=事実でないこと。ありのままでないこと。また、だますこと」とありました。改めて調べる必要もなかったです。当たり前の意味。今年の漢字を表すのに相応しいです。

 私が首を傾げたというのはですね。この「偽」という文字は、「にんべん」に「為」と書きます。「にんべん」は「人」を表しますよね。ということは、「偽」は、「ひとのために」と言う意味じゃないのかな? 「ひとのため」が「いつわり」とはどういうことだろう? と思ったわけですよ。

 で、考えてみました。私なりの解釈ですから、正解ではないでしょうが、たぶん当たっていますよ。

 つまりですね。「~のために」なんて言葉をよく人は使いますが、あれはぜんぶ「いつわり」だったのです。よく、親が子供を叱る時に、「お前が嫌いで怒っているんじゃない。お前のためになるから言ってるんだ!」とか言いますよね。これは嘘です。いつわりです。子供のためなんかじゃないです。親である自分が、子供のやったことで後始末をしなければならないから、それが面倒だから叱っているだけなのです。

 政治家が「国民の皆様のために」なんて言うのも、嘘、いつわりです。自分がお金が欲しいだけです。だから、「自分の利益ために立候補しました。是非一票を」と正直に言えば、私は進んで一票を入れますよ。……ん? これも偽りですね。そんなことはしません。いくら正直でも、そんなこと言う政治家が当選するわけないです。もしこの記事を読まれた政治家の方がおられたとしても、勘違いなさらぬように。今まで通り、演説などでは正直なところを隠して、いつわりで通しておいてください。

 経営者は「従業員のために」と言い、先生は生徒や「児童のために」と言い、男でも女でも恋人に「あなたのために」と言い、夫が「家族のために」と言う。全部全部、嘘です。いつわりです。本音は違います。

 ですから、「にんべん」に「為」、人の為と書いて、「偽」なのでしょう。これが私の結論です。どうです? これで正解でしょう。


 因みに、「為」も辞書を引きました。すると、「その人、そのものの役に立つこと。利益」と最初にあり、様々な意味が並んでいました。そして、最後の方に、「ためにする=ある目的に役立てようとする下心をもって事を行う」とありました。

 やっぱりです! 「誰々のためにする」っていうことは、下心があってのことだったのです。私の解釈は正しかったです。満足しました。なんだか今日はスッキリしましたねぇ。これで、今夜はぐっすり眠れそうです。明日は気分よく出勤です。家内と子供たちのために、一所懸命働かねば! 


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