ホンマにいやなウイルスやで

 私は眼鏡を掛けている。マスクをしていると、眼鏡が曇る時がある。今朝も自転車で走っている時に眼鏡が曇って来た。危ないのでマスクを外した。近くに誰もいなかったし、大丈夫だろうと思ったのだ。

 そのまま交差点に差し掛かり、赤信号で待っている時、年配の男の人が犬を連れて通りかかった。マスクをしていない私の顔をジッと見て、自分のマスクの上から手を押さえて犬に引っ張られて横切って行った。その仕草が、マスクをしていない私を非難しているように見えた。私はすぐにマスクをし直して、青信号になったので道路を渡ったが、少々気分が悪かった。

 先日、電車に乗っている時に咳き込んでいると、白い目で見られたという話を聞いた。ホンマにいやなウイルスが流行ったものだ。人の身体だけでなく心までむしばんでしまうのか。

 今日のテレビで緊急事態宣言をいつ解除されるかという話をされていた。感染陽性者の数は幾分減少しているものの、あまり早く解除してしまうのはどうかと思う。それにまだまだ都市部における病床は逼迫している。

 緊急事態宣言下であってもなくても、人の動きはあまり変わっておらず、私のように特に用も無いのに外出しているような人もいる(すみません)。しかしながら、やはり緊急事態と聞くと意識はしてしまう。それが解除となったとたん、一気に気を緩めてしまうのは心情として解る。飲食店などは大変だろうが、やはり酒の席で騒いだりする人が増えると感染がまた広がるというのも事実だろう。

 「飛沫感染」という言葉を昨年感染が広がって来た頃に初めて聞いた。会話や咳やくしゃみをすると飛沫が出る。また、飛沫が空気中で微小化した「エアロゾル」による感染も指摘されている。飲食の席で大勢でワイワイやるのは制限せざるを得ない。

 私は、会社の同僚、知人・友人と、これまで何度も飲み食いをして、そんな一時を楽しく過ごした。今回のウイルスやこれまでの様々なウイルスがあろうがなかろうが、かつてあのような席では他人の飛沫を浴びていたということだ。私はそれほどの潔癖症ではないが、今思えば、気持ちの良いものでもない。他人の飛沫を浴びたものを口に運んで、ここのカルビは美味しいなあ」などとよく平気で言っていたものだ。

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