待ちに待った開幕や!

 新型コロナで延びに延びたプロ野球が、いよいよ明日開幕を迎える。プロ野球ファンにとっては、待ちに待った日がやって来た。しばらくは無観客なのでテレビ観戦で、ということになるが、プロ野球を観ることができるだけで喜ばしい。ワクワクして今晩は眠れないかもしれない(選手でも監督でもないのに)。

 さてさて、我が阪神タイガースはどうだろうか? 矢野監督は「今季は日本一になる」と春季キャンプの時からあちらこちらで言っていた。ファンとしてはそう願いたいが、果たしてそうなるかどうか。

 今季は試合数が143試合から120試合に減ったことに加えて、例年と違った取り組み方が講じられている。

 まず、延長戦は10回までとなる。ということは、終盤までもつれた試合になった場合、12回まで延長戦になることを考えた上でリリーフ投手を準備する必要がないということだ。リリーフ陣に良い投手が揃っているタイガースに有利だという声もあるが、そうだろうか? 昨年圧倒的に安定感があったジョンソンがいなくなった。新外国人投手のスアレスは投げて見なきゃ分からない感じがする。抑えの藤川球児は大丈夫そうだが、連戦が続く日程となっているから、そう連投もさせられない。

 相手だって終盤にリードしていれば、どんどん投手をつぎ込んでくるだろう。昨年までのタイガースは序盤から中盤はなかなか得点できないで苦しい試合が多かった。終盤に追い付き、逆転できそうになっても、相手が投手を次々と繰り出して来た場合、そうそう勝ち試合に持って行けそうにないのでは。

 一方、今季は序盤からどんどん得点できる打線かと言えば、これまで同様そうでもない。外国人頼みの打線には変わりない。ボーアはどうだろう? 獲得した頃か春季キャンプ前か(随分前のことで忘れてしまった)のスポーツ紙に「バース再来」なんていう見出しがあったが、全くそんなようには見えない。そもそもスポーツ紙には、毎年「バース再来」というような文字が躍るのだ。

 打線は、今季もおじさん(失礼?)の福留や故障が多い糸井に頼らなければならないようで、どうにも心もとない。ヒットが続かなければ点が入らない。「足を絡めて少ないヒットで得点を」と、もう何年も言われているが、走れるのは近本だけだ。その近本も2年目のジンクスということもある。不調になって出塁できなければ盗塁もない。

 試合数が少ないということは、開幕ダッシュができるかどうかも重要になってくる。今季は開幕からの5カード15試合はロードでのスタートとなる。甲子園で今ひとつ勝率の良くないタイガースに取っては有利か、という考えもできるが、やはり後攻めで連戦できるほうが良いのではなかろうか。スタートダッシュに遅れて、後から巻き返しを図ろうとしても、例年より早く残り試合数が減ってしまうのだ。チームを立て直している暇はなくなってしまう。

 ただタイガースの場合、春先から夏場にかけて調子が良かったのに、あるいは首位争いをしていたのに、秋が近付いて来るとズルズルと落ちて行くという年が多かった。今年は120試合だから、上手く行けばズルズルと落ちる前にシーズンが終わるかも知れない。しかも、CSがないから、120試合終了時点でトップならば・・・、という淡い期待をしてしまっている。

 今季は、1軍登録枠が従来29人だったのが31人に、ベンチ入り人数は25人から26人に増えることになった。万が一チーム内にコロナ感染者が出た場合や疲労による抵抗力の低下防止を防ぐ為の対策だそうだ。これは、調子の良い選手を取っ替え引っ替え使えるということで、「どんぐりの背比べ」的な選手が多いタイガースに取っては有利だと、誰かが言っていたが、これもまたどうだろう? 他チームも同じ条件だし・・・。

 また、1軍の外国人枠も4人から5人に増え、今季8人もの外国人選手を擁するタイガースにとって好条件なのでは、というようなことを言っていた解説者がいたが、これもさほど良いことには思えない。外国人選手、それも新外国人は使ってみなきゃ分からない。特にタイガースの場合は、それは痛いほど経験している。

 あ~あ。プロ野球開幕は楽しみだが、なんだか不安ばかりだ。もっとも、これは私にとっては毎年のことだが。

 ともかく――
頑張れ阪神タイガース!!

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