朝ドラ『エール』もいよいよ大詰め

 ほぼ毎日見ているNHKの『エール』が、いよいよ大詰めだ。新型コロナ禍で2か月のブランクがあり、本来なら9月末で終わるところだったが、それもとうとう最終週となった。少々寂しい気もしてきた。

 今朝の放送は、1964(昭和39)年開催の東京オリンピック開会式の入場行進曲を古山裕一に依頼することとなった話があった。

 オリンピック運営協議会の酒井を演じたお笑い芸人の今野浩喜と彼の上司とのやり取りが愉快だった。

 強く古山裕一を推す酒井に対し、上司は「今野、そこに愛はあるんか?!」とは言わなかったが、軍事歌謡の作曲家の起用に消極的だった。そんな上司に対し、酒井は熱く訴える。

 酒井が「私は関西出身ですが、『六甲おろし』は阪神ファンには欠かせません。巨人軍も新たな応援歌を依頼したようです」というと、上司は「ライバルと同じ作曲家にか?」と聞き返し、それに対し酒井は「本当にアイツら節操がない!」と一言付け加える。

 このドラマの脚本家は阪神ファン? と思ってしまったね。ホンマにアイツら節操がないんやからねえ。

 ・・・とは、冗談ですが(いや、本音か?)、いずれにしても『六甲おろし』という通称(正式には『阪神タイガースの歌』である)は、1964年の東京オリンピック前にはなかったはずだ。もっと後、大阪朝日放送ラジオの朝の番組で故中村鋭一氏が、タイガースが勝った翌日に毎回のように「さあ、『六甲おろし』だ。行ってみよう!!」と叫んで高らかに歌ってから広まったのであろう。それは1970年代初めの頃だ。

 まあ、今ではあの曲をもはや誰も『阪神タイガースの歌』なんて呼ばないから、ドラマもそれに従ったのであろう。それに対してお堅い文句は言わない。阪神ファンは節操があるのだ。

 大いに身近に感じる曲の作曲家古関裕而氏がモデルとなった『エール』。残すところ3日。やはり少々寂しい。


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