休校による教育格差?

 今朝、家の前を近所の小学生が通った。休校中の学校も今日は登校日だったらしい。その子は1時間もしない内に帰ってきた。一部の地方では小中学校の休校が解除されたところもあるとのことだ。その様子を昼のニュース番組で報道されていた。1つの教室に約10人で間隔を開けて席に着いている児童は全員マスク。学年、もしくはクラスで時間を分けての登校ということだった。うちの近所の小学校でも時間差で登校していたようだ。

 今日のニュースに映っていた児童たちは皆、早く学校生活をと望んでいたようだが、中には「学校には来たくなかったのになあ」と、心なしかそんな表情をしている子がニュース画面の端で目についたのは、私の思い過ごしだろうか? その子がそんな表情に見えたのは、単に自分がそんな子だったからだろう。私は学校へ行って面白くもない勉強するのも、出された宿題を片付けるのもイヤだったから。(^_^;) と言っても、学校で友達と遊ぶのは楽しかったのだが。

 学校が再開した(または早い時期での再開を検討している)地域がある。或いは私立の学校ではすでにオンラインで授業を進めているところもある。そんなところと、今月末までの休校延長を決めている地域の学校との、いわゆる教育格差問題が話題になっている。

 一時は「一斉に新学期を9月に」という声も上がったが、それは難しいということなのだろう。その案はどうなったのだろう? 何年か前に東大がそのようなことを言い出したこともあったが、あれも立ち消えになったのだろうか? 私は以前から「9月を新学期」にすれば良いと単純に考えていた。それは、なにも寒い時期に入学試験をしなくてもいいのに、という一点だけからのことに過ぎない。大学受験の日、雪が積もって試験会場まで行くのに苦労したことがあった経験からの思いつきでしかなく、深く考えてみたこともないのだが・・・。

 ともかく地域、或いは公・私立の別で学習の進捗状況に差が出るのは好ましくない。それがこの新型コロナでの長期間の休校で遅れが出る学校があるのは問題だということのようだ。一旦学校が再開されたあと、教育課程を消化するために詰め込まれる児童・生徒たちが気の毒にも思ってしまう。

 それにしても、「教育格差」とは何ぞや? 私の経験から思うに、今まででも地域や学校によって格差はあったのではなかろうか。私は父親の仕事の都合で、小学校を3度転校した。ある所の学校から別の所の学校へ変わった時には、同級生との習得学力の差に悩んだこともあった。その学校で担任の先生から、「そんなことも解らないのか?」というようなことも言われたことがあった。その先生は今でも大嫌いだ(もうお亡くなりになっているかも)。

 同じ学級で同じように授業を受けていても、差は出る。3月生まれと4月生まれの子では、学年が同じでも約1年の成長差はある。生まれ月による差は、中学・高校と上がるにつれてその差の顕著さは緩和されるが、勉強ができる子と、授業に着いて行けない子は実際にいるのだ(私は後者だった)。私が小学6年生の頃に、2学年下に中学校で習う方程式を解いていた子がいた。一方、すでに習得しているはずの分数の計算ができない子もいた。それは学力の差であり、今問題になっている格差とは、意味合いが違うか。

 地域や学校によって差が出るのは致し方がないことだとも言えないだろうか? 自分の子の通う学校が、他より授業が遅れるのを心配している親御さんがいるようだ。皆が皆そうではないだろうが、それは単に「余所の子よりうちの子の勉強が遅れて欲しくない」と思っているだけなのでは? そんな親御さんには、できる子はできるし、あんたが思うほど心配しなくてもいいよ、と言ってやりたい。できない子はできないだろうし・・・。

 小学・中学・高校と皆に着いて行くのがやっとこさだった私であっても、一応落第せずに年々進級できたし、幸いに一流ではないまでも大学まで行けた。拙いながらもこんな文章を書けることもできている。学校を出てからも中小企業ではあったが定年まで勤め上げた。結婚もし、子供も育て(あまり世話をしなかったが)、可愛い孫もできた。勉強ができようができまいが、今となってはどうでもいいように思う。

 だからといって今の状況に全く問題がないとは言わない。学校教育は国語・算数・理科・社会等だけではない。それ以外に学ぶことがいっぱいある。だから私も今生きて行けている。今、格差を問題にしているのは、学校生活におけるあらゆることを含めての格差ということなのだろうか? それでも格差はこれまでも、これからもあることだ。新型コロナの有無に関わらずだ。教わる先生によっても差は出るのだ。――何度も言うが、上述の先生だけは未だに好かん。

 新型コロナで遅れた学校教育に対して、全国一律の対処方針なんて、どうせ国からはたいしたことも出てこないだろう。地域地域で対策するしかないし、程度の差が出るのもやむを得ない気もする。長い目で見れば、2、3か月の休校なんて、そんなに差が出るものでもないとも思える(2、3か月で済めば、ということはあるけれど)。

 気の毒なのは高校・大学(あるいは中学)への受験生だと思う。来年の受験はどうなるのか心配であろう。見極めの難しい新型コロナではあるが、政府には、もう後手になることなく、早く方策を講じてやってほしい。


 アベノマスクは我が家にまだ届かない。市中ではそろそろマスクが出回って来ているぞ! やることが遅いし、意味のないところに金を使うし・・・。金の無駄使いはワシだけでええ!


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