最近読んだ本(44)――東野圭吾『プラチナデータ』

 というわけで(どういうわけ?)、また東野圭吾氏です。

 『プラチナデータ』、2010年の作品というから、私が読むものでは比較的新しいです。何しろ小遣いをケチって、いつも図書館で借りたり、古本屋さんで買ったりしてますので。(ヘ。ヘ)

 東野氏、時々SF的な作品を発表していますね。母親と娘の精神が入れ替わったり、臓器の移植手術で元の人の記憶までも移植されたり、サイボーグみたいな人物を登場させたりと。今回もSFというか、近未来的風な話(実際にはそうはならないであろうが)です。

 何しろ警察の捜査に遺伝子情報から犯人を特定するDNAシステムが開発されたというのですからね。いや現在でもDNAが犯罪の捜査に活用されてはいますが、この作品に出てくるシステムはもっと進歩しています。

 犯罪現場から採取されたDNAから、性別は元より、身長、体重、毛髪の色から顔の骨格の特徴、性格までプロファイリングできるというシステムです。また、多くの国民からDNAを収集して、それをデータベース化し、犯罪が起きて、現場のDNAから容疑者本人が特定できなくとも、容疑者と近親にあるものを探し出せるというシステムなのです。自分の親類に犯罪者がいることが判るというような事態が起きるわけで、果たしてそれがどういう影響があるのか、当然反対派も登場はしますが、国の権力はこのシステムを浸透させようとして行きます。

 そしてそのシステム開発に関わる重要な人物が殺害されるところから、物語は大きく動いて行きます。もうひとりの開発者の人物と、それを追う刑事が物語の主人公となって行きます。

 こういう物語のお決まりではありますが、謎が謎を呼び、そして革命的なシステムの裏に隠された陰謀。鍵を握るのは……。題名の「プラチナデータ」と呼ばれるものは、何か? 主人公達は真実に辿り着けるのか? 辿り着いた先にあるものは?

 ああ、言いたい、言ってしまいたい。この話の内容をもっと喋りたい。私は秘密を口を閉ざして漏らさないなんていう意志が強い人間ではありませんので、今、喋ってしまいたくて我慢できそうにもありません。これ以上、グダグダ言っていたら、物語の核心に触れてしまいそうなので、ここでやめておくとします。(o^^o)

 くれぐれも、私に「ひとには言わないでね」と、隠し事を喋らないようにお気を付けますよう。


プラチナデータ (幻冬舎文庫)
幻冬舎
東野 圭吾


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