最近読んだ本(17)――森村誠一『棟居刑事の憤怒』

 またまた森村誠一。以前、古本屋さんでまとめて3冊買ったうちの1冊です。やっとこさ読み始めました。

 今回の事件は、新宿の風俗嬢が無惨な絞殺死体となって発見されたところから始まります。事件はやがて政財界に繋がって行くところまで発展し、お馴染み棟居刑事が事件解決に向けて活躍します。

 しかしながらですねえ……。評論家でもない私が偉そうに批評するのもなんですが、今回のこの作品には些かがっかりしてしまいました。これまで数多く森村作品を読み、いつもワクワクさせられていましたが、今回はその感じはさっぱりなかったです。あくまで私見ですので、面白いと感じる方もあろうかとは思いますがね。

 タイトルに「憤怒」とありますが、話の中において、棟居刑事がそれほど強く怒りを抱いているような表現はほとんど無く、それより最後の方に書かれているエピソードには悲しみを感じてしまいました。全体的にも、いつもの森村作品にあるストーリーの展開にもキレがないように感じましたしね。

 数多くの小説(一体どれくらいの数の本を出しているのでしょう?)を書かれている氏ですから、中にはこんな作品もあったりするのですね。

 ま、私の読解力の無さから、氏が訴えているものを私がくみ取れていないのかも知れませんが、読後感も肩透かしのような感じでした。

 森村作品は好きだから、いつも期待しているから、それが外れた時は、がっかりしてしまいます。好きなタイガースがつまらぬ負け試合をしてしまうようなものでしょうか? ……これは、ちょっと違ったかな?



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