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<<   作成日時 : 2008/05/18 22:44   >>

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 私が、自分のホームページで日記を付け始めた頃、『短い文章のコツ』という本を書店で見かけました。副題に「うまい!といわれる」とあったので、思わず買ってしまいました。

 この本を先週から再度読み返していました。買った時、副題にそうはあっても、別にひとから「うまい」と言われようなどと大それたことを思っていたわけではありません。あまり恥ずかしくない程度の文章を綴らなければと思っていただけです。

 それから何年か経ったのですが、このようにブログをやっていて、ひとから「うまい」と言われるどころか、自分でも恥ずかしくなるような文章ばかりです。と言いましても、やはり「うまい」と言われたいから、読み返したわけでもないです。会社で文章を書く機会があったので本棚から取り出して読んでいたのです。

 この本の著者は文章のプロ、新聞記者の方です。その立場から文章づくりの基本からちょっとしたコツまで書かれています。

 文章づくりには、「簡潔」「明快」「感銘」の三原則があると述べられ、終始その三原則に沿って書かれています。悪い例、良い例も豊富で、非常に勉強になりました。

 詳しい内容をここでいちいち抜き出すことはできませんが、ひとつだけ私が、「よくある、ある」と感心したことを述べておきます。

 それは、「簡潔」な文章というのは、当然無駄がない文章のことなのですが、著者が言うには、文章の最後によく「……と思う毎日だ」「……と願う昨今です」というような類の一言を付け加えたりします。著者は、これは文章を業としていない人の文章の中に出てくるひとつの定型だと言い、このように書くのは一種の気取りだろうが、文章の場合、決まり文句の使い方はよほど注意しないと気取りにもならないことが多く、何度も出てくるとうんざりしてくる、原則としては使わないほうが無難だ、と述べています。

 私もよく使う言い回しです。確かにそうです。ちょっと気取った気分でそんな言葉を付け加えてしまっています。おっしゃる通りで目から鱗でした。

 「簡潔」な文章、「明快」な文章が、読む人に「感銘」を与えるということですね。この本自体、簡単な言葉で無駄がなく、解りやすく、尚かつ「感銘」を与えてくれました。私もこうして文章を綴っている以上、この三原則を肝に銘じておこうと思っている今日この頃です。……あれ?



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